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家族の安全を守るため、気を付けたい運転方法




これからやってくる大型連休、行楽地に車で出かける方も多いでしょう。そのなかで、道中渋滞にはまるケースは十分に想定できます。その際、焦りから安全運転の意識が薄れてしまうと、自分だけでなく家族までを危険に巻き込んでしまいかねません。そこで今回は、安全運転を続けるため気を付けたい運転方法を紹介します。


渋滞中も心に余裕を

行楽地からの行き帰りで渋滞に巻き込まれてしまうと、少しでも早く目的地にたどり着きたいがために焦りが生じるドライバーも多いでしょう。しかし、「阪神高速道路交通統計データ(2015年~2018年度)」をチェックしてみると、渋滞時に発生する事故のリスクは自由走行時と比べて約7倍となっており、注意しなければ自分がその当事者となるケースは十分に考えられます。

そのため、仮に車を運転していて渋滞に巻き込まれてしまった場合には、以下で紹介する2つの点に注意するようにしてください。

◎余裕を持つ意識
 渋滞に巻き込まれた際、焦らないための対策として「常に余裕を持つ意識」が求められます。通常であれば30分で着く目的地に向かう場合なら、あらかじめ40~50分はかかるという意識を持っておくと、渋滞に巻き込まれたときでも精神的余裕を保てるでしょう。

また、運転中にはたった1秒でも余裕を持つ意識が重要です。事故を起こしてしまってから「あと1秒早くブレーキをかけていれば……」と後悔しても手遅れとなってしまいます。そのため、たとえ渋滞に巻き込まれてしまっても、余裕を持つことを決して忘れないようにしておきましょう。

◎焦りは禁物
 渋滞に巻き込まれた際、焦りから普段とは異なるルートを運転する選択肢をとる方もいるでしょう。しかし、焦りが生じた状態で走り慣れない「裏道」を使用すると、不測の事態に巻き込まれるリスクがあります。また、大きな道路ではなく裏道とも言える道路を使うと、歩行者や自転車が多いことから普段以上に注意深く運転する必要も生じるでしょう。

加えて、どんなに裏道を使用しても劇的に時間を短縮できる可能性は低いことから、よほどの渋滞でない限りは普段走り慣れている道を使用してください。どうしても急いで目的に到着したいようなら、いざ渋滞に巻き込まれてから焦ることがないよう、車に乗る前に複数のルートを調べておくようにしましょう。

◎居眠り運転に注意
 渋滞に巻き込まれてしまった際、注意しておきたいのが「居眠り運転」です。渋滞によって車がなかなか進まない状態が続くと、睡魔に襲われてしまうドライバーも少なくないでしょう。大きな事故につながるリスクを避けるためには、無理して運転を続けるのではなく近くのサービスエリアなどでの小休止が大切になります。軽く睡眠をとったり、外気に触れたりすれば、頭をすっきりさせる効果が見込めるはずです。


ドライバー同士、譲り合おう

渋滞に巻き込まれまったく車が進まない状態が続くと、どんなドライバーであっても苛立ってしまいがちです。こうした状態で運転をしていると、つい忘れてしまうのが「譲り合いの精神」。普段であれば対向車や歩行者を優先している場面であっても、焦りからつい自分を優先しようという意識が働いてしまうでしょう。しかし、そうした自分本位な運転をしていると、重大な事故につながるリスクは否定できません。

 そのため、渋滞などに巻き込まれているときこそ気持ちにゆとりを持ち、周囲への気遣いを忘れずにいる必要があります。また、渋滞が発生しているときは自分だけでなく、周囲のドライバーも苛立っていると覚えておくべきでしょう。

渋滞中には、追突事故が発生しがちです。これは、少し動いては止まるを繰り返すなかでつい安全への意識を失い、ゆっくりとした運転を疎かにすることが原因として考えられます。そこで、自分自身は安全運転の意識をしっかり持ちつつ、後続車に追突されるのを防ぐためハザードを出すことは忘れないようにしてください。加えて、車間距離の詰め過ぎにも十分注意するようにしましょう。


 いかがでしたか? ゴールデンウィークには家族と一緒に車でお出かけする方も多いはず。しかし、渋滞へのイライラから事故を起こせば、大切な家族を危険に巻き込む事態となってしまいます。楽しい行楽シーズンを送るためにも、常に心にゆとりを持った運転を心がけるようにしてください!




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