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1年でも屈指の交通事故発生日!
クリスマスは車の運転に特に注意しよう




1年のなかでも、「特別な1日」として挙げる方も多いクリスマス。恋人とのデートや友人・家族とのお出かけの際に、車を運転することもあるでしょう。しかし、クリスマスは「交通事故が特に発生しやすい日」でもあります。聖夜を事故で台無しにしてしまわないように、いつも以上に安全運転を心がけなければなりません。


交通事故の多い12月。特に危険なのは……

12月は、1年で交通事故の発生件数がトップクラスに多い月として知られています。実際、公益財団法人交通事故総合分析センターや警察庁が発表しているデータを見てみると、平成27~29年はいずれも12月が「交通事故数のもっとも多い月」となっています。

 12月に交通事故が多くなる理由の1つが、「交通量の多さ」です。年末年始はイベントが非常に多いだけでなく、会社が仕事納めになる点も見逃せません。その影響から、普段は落ち着いた運転ができている人であっても、「急ぐ場面が増える」「渋滞などでストレスが溜まる」などの理由で注意力が散漫になってしまうケースが多く見られます。

こうした12月のなかでも、特に注意をしなければならないのがクリスマスです。一般財団法人全日本交通安全協会の発表によれば、平成27年にもっとも交通事故による死者数が多かった日は12月25日でした。

クリスマスは高揚感からいつもより“たがが外れがちな日”であり、飲酒運転をしてしまう人も少なくないようです。また、冬至に近いこの時期は日照時間が短く、夜間には道路が凍結する恐れもあるなど、自然現象を原因とした事故発生のリスクが上昇する点も忘れてはいけません。



クリスマスに事故を起こさないための注意点

聖夜に事故を起こし、1年を最悪の形で締めくくらないためにも、クリスマスの時期は特に運転に注意を払う必要があります。

◎「ながら運転」をしない意識を持つ
クリスマスを含む年末は気が急くため、運転をしながら電話をかけたり、カーナビやエアコンの操作をしてしまったりする「ながら運転」が多くなりがちです。しかし、近年はながら運転による重大事故発生が増加の一途をたどっているため、どんな理由があっても「ながら運転は絶対にしない」という意識を持つ必要があります。常に時間や気持ちにはゆとりを持ち、運転時は運転のみに集中するようにしましょう。

◎車間距離をいつも以上にとり、周囲の安全確認を徹底
 ただでさえ交通量が多くなる12月のなかでも、クリスマスは特に車・歩行者が増える日です。前方車両の急停止や歩行者の飛び出しといった不測の事態に備えるためにも、車間距離はいつもより広めにとり、安全確認を心がけるようにしてください。

◎飲酒運転に注意
自身が飲酒をしないのはもちろん、クリスマスは他車の飲酒運転にも注意を払う必要があります。危機回避行動は運転中常に頭に入れておき、自信がないようなら「事故が増加する夜間の時間帯は運転を避ける」などの対策をとっておくといいでしょう。

◎車をしっかり「冬仕様」にしておく
 交通事故を回避するには、車をしっかり「冬仕様」にしておく意識も大切です。冬タイヤへの付け替えはもちろん、降雪の可能性も考えてタイヤチェーンを常備しておくようにすると不測の事態にも対処できます。また、冬はバッテリーを消費しやすい季節です。もしバッテリーを3年以上交換していないようなら、寿命が迫っている可能性があるため、早めに交換するようにしてください。



 いかがでしたか? ただでさえ12月は交通事故が多発する時期ですが、そのなかでもクリスマスは特に警戒すべき日です。予定があるなら早めの行動を心がけ、気持ちに余裕を持つのが事故回避のコツ。また、相手の不注意が原因で事故に巻き込まれてしまう可能性もあるため、運転の際は周辺車両にも十分注意するようにしてください!



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