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6月2日は路地の日!
狭い道での上手な「すれ違い」方法とは




6月2日は「ろ(6)じ(2)」の語呂合わせから、長野県下諏訪町の「路地を歩く会」によって「路地の日」と制定されています。車の運転をする際にも、路地を走るケースは多くあるでしょう。ただし、仮に狭い路地で対向車と鉢合わせた場合には、対応に注意しなければなりません。そこで今回は、路地などの狭い道で適切に「すれ違う」方法を紹介します。


どこですれ違うか、ポイントを見極める

通常の開けた道路では問題がなくても、路地などの狭い道で対向車と鉢合わせた場合には、いくつかの点で注意しなければなりません。車を運転する方の中には、このすれ違う運転が苦手だと感じる方も少なくないでしょう。そこでここでは、すれ違う運転で重要なポイントをいくつか紹介します。

◎目印を見つける
路地などの狭い道で対向車とすれ違う際、覚えておきたいのが目印を見つける意識です。基本的に、対向車とすれ違う場合には左側へ寄せるパターンが多くなるかと思いますが、一昔前と違い車には「フェンダーミラー」や「リトラクタブルライト」などの目印がなくなりつつあります。

 そのため、すれ違う際には自分の中で以下のような目印を見つける必要があるでしょう。

・ボンネットに存在するパネルの継ぎ目
・ヘッドライトの角部分
・ワイパーの先端
・助手席側から確認できるAピラー


上記のような何らかの目印については、直前となるとあわててしまうリスクがあるので、事前に見つけておく必要があります。これによって、現在自分が運転している車の端がどの位置にあるか把握できるようになり、適切なすれ違いが可能になるはずです。

◎すれ違いで意識するポイント
 狭い路地で適切なすれ違いを実行するため、意識しておきたいのが「どこですれ違うか」の把握です。基本的に、接触事故を起こさないためにもすれ違いは道の中でもっとも幅の広い場所を見つけて行う必要があります。

狭い道であったとしても、一番幅が広いのはどこか、そして相手と自分のどちらが待ち、どちらが先に通るかについて、素早い決断が求められるでしょう。幅寄せする場所については対向車の方が確認しやすいケースもあるため、向こうのドライバーとの間でコミュニケーションをとる姿勢が重要になります。

◎幅寄せの方法
 幅寄せをする際は、特に車と道を平行にする意識を持つようにしましょう。平行にすれば、どの程度の幅寄せが可能かについて把握しやすくなります。また、幅寄せの際には車を寄せていく側のサイドミラーと、道の端の距離についてしっかり確認してください。一気に幅寄せしようとすると事故につながりかねないため、慎重に少しずつ車を動かしていく意識が必要になります。

◎やり直しの決断
幅寄せを行う際は、一度に完璧を求めるべきではありません。少しズレがあると感じた際には、ハンドル操作によって少しずつ修正しつつ、徐々に前進していくようにしましょう。注意しておきたいのが、少しでも早く幅寄せをしようと焦ってしまうことです。無理な幅寄せで車体を壁などに擦ってしまわないよう、難しいと判断した場合にはいったんバックで戻るなど、やり直す決断を下すようにしてください。また、幅寄せについてはバックしながらのほうが容易に行えるケースもあります。


場合によっては、「待つ」ことも重要

何らかの理由により急いでいる場合、路地などの狭い道で対向車と鉢合わせても、譲る意識を持てないドライバーの方はいるでしょう。しかし、場合によっては自分が待つ姿勢をとった方が、スムーズに通れるようになるケースもあります。

焦っているからと言って無茶なすれ違いを実行しようとすると、壁や対向車とぶつかり大きなトラブルに発展するリスクは決して低くありません。トラブルが起きてから後悔するのを避けるためにも、運転時は常に慎重な姿勢を維持したうえで、対向車に先を譲るなど余裕を持った精神状態が求められるのです。


 いかがでしたか? 狭い路地などを運転していて対向車と鉢合わせてしまった際、慣れていなければ焦りから危険なすれ違いを実行しようとしてしまうかもしれません。しかし、無用なトラブルを避けて安全運転を心がけるうえでも、適切な幅寄せの方法などについては事前にしっかりと把握したうえで、ゆとりを持った車の運転を実施しましょう。




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