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梅雨前の確認が大切!
ワイパー交換のタイミングとそのサイン




梅雨やゲリラ豪雨が多発する夏は、雨天時の運転が多くなる季節です。雨天時はいつも以上に慎重な運転を心がける必要がありますが、同様に車のパーツについてもきちんと事前に整備しておく必要があります。特に注意すべきパーツが、雨天時の運転に欠かせない「ワイパー」です。今回は、車のメンテナンスにおいてもつい見落としてしまいがちなワイパー交換のタイミングについて紹介します。


知っておきたいワイパー交換のタイミング

ゴム製品であるワイパーは、紫外線を浴び続けたり雨雪に晒されたりするうちに、着実に劣化します。劣化したワイパーを放置すると、フロントガラスに付着した雨粒などを拭う機能が働きにくくなるため、自ずと事故につながるリスクも高まるでしょう。ワイパーを交換するタイミングの目安として、以下の3つの兆候を見逃さないことが大切です。

 ◎その1:フロントガラスの視認における異常
雨天時にワイパーを動かした際に、以下の現象が見られたら交換のタイミングと考えていいでしょう。ワイパーの劣化が進んでいる恐れがあります。

・フロントガラスにスジ状の線が発生
・ワイパーを起動した際、ガラスに引っかかる
・雨粒をぬぐい切れず、水がにじむような状態
・雨粒をぬぐい切れていない箇所がある


注意点として、フロントガラスに油膜が付着していると、たとえワイパーが正常であってもスジ状の線が残るケースがあります。チェックの際は、フロントガラスを清潔な状態したうえで確認しましょう。

◎その2:ゴムのひび割れ・裂け
ゴムは紫外線に弱く、時間が経つにつれ次第に滑らかさを失い、ざらつきが目立つようになります。劣化した状態を放置すると、ひび割れにつながるでしょう。ひび割れたワイパーは本来の機能を発揮しづらくなるため、急ぎ交換する必要があります。

 また、ひび割れたワイパーを使用し続けて裂けが生じることで、いよいよ拭きにムラが出やすくなります。加えて、ワイパーゴムが裂けていると、車検を通過できません。安全運転を徹底するためにも、ワイパーに異常が見られたらすぐ対処してください。

◎その3:形状の変形
ワイパーはその性質上、常にフロントガラスに押し付けられるパーツです。そのため、新品のうちは問題なくても、年月の経過と共に形状が変化する傾向にあります。ワイパーが極端に曲がるなど変形すると、ムラや滲みが生じる原因となるため、速やかに交換を検討するようにしてください。



個人でもできるワイパー交換方法

ワイパーの交換のためカーショップなどを訪れるのは手間だからと、つい放置している方もいるでしょう。しかし、ワイパーについては個人でも交換が可能なパーツのため、劣化が目立ち次第すぐに対処することも可能です。

ワイパーの交換には「ワイパーゴム」のみを交換する方法と、「ワイパーブレード」そのものを交換する2種類があります。

◎ワイパーゴムの交換方法
 ワイパーゴムを交換する場合は、まずワイパーを立て、片手で支えつつ下側に向けてワイパーゴムを引き抜きます。その後、新しいゴムをワイパーブレードの溝に合わせながら差し込みましょう。ゴムを最後まで差し込んだら、形状を真っ直ぐに整えます。ゴムを交換する際は、歪みがないかしっかりチェックすることが大切です。歪んでいる場合、本来の性能を発揮できなくなるリスクがあります。

 ◎ワイパーブレードの交換方法
ワイパーブレード交換の際は、まずはワイパーゴム同様にワイパーを立て、アームとブレードの取り付け部分の裏側にある小さな突起を押しながら、手前にスライドさせると取り外せます。その後、新しいワイパーブレードを用意したら、向きに注意しつつスライドをさせながらストッパーにはめていきましょう。取り付けが完了したら、ウォッシャー液を出した後でワイパーを動かし、正常に動作するか確認してください。




 いかがでしたか? これから雨が多くなる季節、ワイパーの活躍する機会は多くなるでしょう。ワイパーの状態を確認したうえで、もし劣化が見られるなら速やかな交換を検討してください。もし個人で行うのが不安だったり、億劫だったりする場合は、近くのカーショップやディーラーでの交換がおすすめです。プロの手による交換であれば、正しい手順で適切な交換を行ってくれるでしょう。



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