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1月31日は生命保険の日!
交通事故に巻き込まれたときに使える保険の種類




明治15年に日本で初となる生命保険金が支払われたことから、1月31日は「生命保険の日」に定められています。日頃から車の運転をするドライバーにとっても、保険は非常に重要です。万が一事故に巻き込まれた際、どの保険が使えるかをしっかり把握しておけば、いざとなったときにも安心でしょう。


「自賠責」って何?任意にはどんな種類があるの?

交通事故の際に使える保険には複数種類があり、それぞれに違った特徴を持っています。各保険の特徴をしっかり把握したうえで、任意の場合は加入するかどうかの見極めが大切です。

 ◎自賠責保険
車を所有している人は、必ず「自賠責保険」という自動車保険に加入します。これは自動車損害賠償保障法という法律よって「すべての車の所有者が加入しなければならない損害保険で、自賠責保険に加入していなければ車検を通すこともできません。交通事故に遭遇した際は、この自賠責保険によってさまざまな損害を穴埋めするのが基本となります。

ただし注意しておきたいのが、自賠責保険はあくまで「相手側への補償に限られている」という点。事故によって相手の車に傷を付けたり、ドライバーを負傷させたりした場合には保険が適用される一方、自分自身や同乗者、自分の車が何らかの損害を被ったとしても、基本的に保険金は支払われません。つまり、事故のリスクに対して自賠責保険だけでは不十分だということです。

 ◎任意保険
もしも事故が発生した際、相手だけでなく自分や同乗者、自分の車に対する補償も受けたいなら、「任意保険」への加入がおすすめです。任意保険の補償範囲は非常に広く、一般的には以下のような種類があります。
  ・対人賠償保険  ・対物賠償保険
  ・人身傷害保険  ・車両保険
  ・無保険車傷害保険  ・搭乗者傷害保険


任意保険であれば、相手だけでなく自分の体や車も補償の範囲内となるため、事故のリスクを考えるとより安心です。ただし、自賠責保険にプラスしての加入となるため、保険料が増えてしまうのは避けられません。また、任意保険は各保険会社で内容が異なるため、それぞれどのような補償内容となっているかを事前にしっかりチェックする必要があります。

 ◎生命保険
事故を起こした場合、自賠責保険で補えない部分に対しては、一般の生命保険を利用するという手段もあります。生命保険に加入していれば、自賠責保険の適用がされない自損事故であっても保険金を得ることが可能です。一方で、生命保険はあくまで「人が加入する保険」のため、車への補償はされません。



法律違反を犯すと保険が使えないケースも

交通事故に巻き込まれたときに使用できる保険の概要をご紹介してきましたが、その事故が自分の法律違反により発生した場合、保険が使えなくなる可能性があります。

基本的に、飲酒運転などの重大な過失を原因とする事故を起こした場合は、契約上の免責事由(保険会社がその支払いを免れられる理由)に該当してしまうため、任意保険のうち「人身傷害保険」「搭乗者傷害保険」「無保険車傷害保険」などは適用されません。

 また、生命保険においても同様であり、ドライバーに重大な過失が認められた場合には保険金がおりないケースがほとんどです。そのため、たとえ任意保険や生命保険に加入していたとしても、ケースによっては賠償金額を保険金でカバーしきれなくなってしまう可能性があることも覚えておきましょう。

その一方で、仮にドライバーに重大な過失があったとしても、「自賠責保険」「対人賠償保険」「対物賠償保険」などの相手方へ発生する補償は適用されます。とはいえ、こうした事態に陥らないためにも、日頃から安全運転の意識は高く保ち続けなければなりません。



 いかがでしたか? いくら運転が上手でも、またいくら注意しながら運転していても、交通事故に巻き込まれる可能性はゼロではありません。事故はタイミングも規模も予想できないので、できる限り任意保険や生命保険にも入っておいたほうが賢明です。自身の過失による事故発生時には適用されない保険も出てくるため、しっかり自分が加入している保険の契約内容をチェックしつつ、あらためて「事故を起こさない運転」を心がけるようにしてください!



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