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8月9日は駐車場の日!
車を月極駐車場に止める際のポイントとは?




8月9日は「パ(8)ーク(9)」の語呂合わせから、駐車場管理会社によって「駐車場の日」に定められています。「路上駐車によって生じる社会問題に向き合ってほしい」という啓蒙の目的で制定された日であり、すべてのドライバーにとって他人事ではありません。路上駐車や不正駐車のリスクをしっかりと把握したうえで、適切な月極駐車場を選ぶ意識が大切です。


覚えておきたい路上駐車のリスク

路上駐車とは、一般道の側面などに車を駐車する行為です。法律で認められているエリアを除き、基本的に路上駐車は道路交通法によって禁止されており、違反した場合には以下の反則金が科せられます。

  大型車 普通車 二輪車 原付き
駐車禁止場所違反 12,000円 10,000円 6,000円 6,000円
駐停車禁止場所違反 15,000円 12,000円 7,000円 7,000円

駐車だけでなく、一瞬車を止める「停車行為」も禁じられている場所は、反則金の金額も大きくなるため注意が必要です。また、駐車が認められているエリアについても、基本的には時間制限が設定されています。時間外の駐車は違法となるので、駐車可能な時間は把握しておきましょう。なお、たとえ駐車禁止の標識がない場合でも、以下の場所で車を止めていると違法行為に該当します。


 ◆横断歩道、交差点、踏切内、自転車横断帯、路面電車の線路
◆トンネル内部、急勾配の坂道、坂道の頂上付近
◆バスの停留場から10m以内の道路
◆交差点の側端、もしくは道路の曲がり角から5m以内
◆駐車場や車庫などの出入り口から3m以内
◆火災報知器から1m以内
◆道路工事中の場合、その区域の側端から5m以内
◆消防用機械器具置き場や消防用防火水槽の側端、出入り口から5m以内

こうした場所への駐車は罰則が科せられるだけでなく、トラブルの原因にもなり得ます。車を止める際は、常に駐車場を利用する意識を持ちましょう。


月極駐車場を選ぶポイント

自宅に駐車場がない場合、基本的には月極駐車場を利用します。ただし、月極駐車場にはいくつも種類があり、選ぶ際には迷ってしまうかもしれません。ここでは、月極駐車場を選ぶポイントを紹介します。

◎ポイント1:月極料金
月極駐車場を選ぶ際、利用料金は重要なポイントです。一般的に、屋外駐車場や機械式・タワー式駐車場は、月極料金が安い傾向にあります。ただし、屋外駐車場は風雨の影響を受けやすく、機械式・タワー式は大型車だと利用できないケースもあるので、要注意です。

◎ポイント2:駐車場タイプ
月極駐車場には、屋内・屋外や平面式・機械式などさまざまなタイプがあります。好みにもよりますが、おすすめは「屋内の機械式駐車場」です。屋内であればセキュリティ面である程度安心できるのに加え、機械式のため料金は安価になります。軽自動車や普通自動車であれば基本的に機械式でも問題なく利用できるので、検討してみてください。



◎ポイント3:立地
月極駐車場を選ぶ際、立地は必ず考慮しておきたいポイントです。選ぶ際のコツは、自分が日常生活でどの程度車を利用するか。毎日の通勤に使用しているなら、ある程度料金が高くてもなるべく自宅に近い月極駐車場を選ぶべきでしょう。一方で、運転するのが休日や旅行時のみなら、自宅からある程度離れていても問題ないので、料金などその他の要素を重視するべきです。

◎ポイント4:セキュリティ
車上荒らしなどに遭うリスクを減らすため、月極駐車場のセキュリティ面はチェックしておく必要があります。「監視カメラは設置されているか」「有人管理か」については、必ず確認しておきましょう。また、基本的には平面式より機械式・タワー式のほうが車上荒らしに遭いにくく、セキュリティ性が高くなります。


 いかがでしたか? 路上に車を止める行為は無用なトラブルを招くのに加えて、罰則の対象になってしまいます。既に車をお持ちなら家の駐車場か月極駐車場を利用しているかと思いますが、これから車を購入する予定で家に駐車場がないなら、必ず近くの月極駐車場を利用しましょう。月極駐車場は、自分が料金、立地、セキュリティの何を重視しているか、事前に確認したうえで、これだと判断した場所を選ぶようにしてください。



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