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屋外駐車時の盗難や車上荒らしを防ぐ!
狙われないための対策とは




愛車を屋外に駐車する際、盗難や車上荒らしといったリスクにさらされることがよくあります。人通りが少ない場所はもちろん、都市部や駐車場が混雑しているエリアでも被害に遭う可能性があります。この記事では、屋外駐車時に実践すべき防犯対策を紹介。どのようにして愛車を守るかを考えていきます。

屋外駐車のリスクは?

屋外に駐車する際のリスクとしてまず挙げられるのが、車両そのものが盗まれる「車両盗難」です。人気のある車種や高級車、カスタムパーツが付いた車は狙われやすい傾向にあります。車両そのものだけでなく、車内の貴重品を狙った「車上荒らし」も頻繁に発生しており、油断はできません。

 特に屋外駐車は監視の目が行き届きにくく、犯人が時間をかけて犯行に及びやすいという弱点があります。夜間や人通りの少ない場所ではリスクがさらに高まり、ドアロックやセキュリティシステムを施していても、窓ガラスを割られてしまうケースも少なくありません。さらに、駐車場によっては監視カメラの死角があったり、防犯対策が十分でない場合もあったりするため、必ずしも安全とは言えないのが実情です。

ゴールデンウィークなどの長期休暇中は、旅行や帰省で車を長期間駐車する機会が増え、その間に被害に遭うケースも少なくありません。こうしたリスクを理解し、事前の対策を講じることが大切です。

盗難や車上荒らしの主な手口

車両盗難や車上荒らしの手口は年々巧妙化しており、以下のような方法がよく使われます。

 ◎リレーアタック
近年増えているのが「リレーアタック」と呼ばれる手口です。スマートキーの電波を特殊な装置で中継し、鍵を持っていないにもかかわらず車を解錠・始動させる方法です。玄関先に鍵を置いていると狙われやすいため、電波を遮断するケースに入れて保管するなどの対策が必要です。


◎コードグラバー
車の電子キーの信号をコピーし、不正に車両を開錠・始動させる技術です。一度コピーされると、正規の持ち主がキーを持っていても盗まれてしまう可能性があります。

◎窓ガラス破壊
 手っ取り早く車内の荷物を狙うのが、窓ガラスを割る手口です。特にバッグや電子機器が見える位置にあるとターゲットになりやすく、犯行は数秒から十数秒程度と非常に短時間で行われます。

◎ドアロック解除ツール
特殊な工具を使って、鍵穴やドアの隙間からロックを解除する方法です。特に古い車種や簡易的なロックシステムの車は被害に遭いやすいといわれています。

屋外駐車時の基本的な対策

盗難や車上荒らしを防ぐためには、日常的にできる基本的な対策を徹底することが重要です。

◎駐車場所の選定
できるだけ明るく、人通りの多い場所を選ぶのが基本です。ショッピングモールでは入口に近いエリア、立体駐車場など広い駐車場では監視カメラの設置場所付近に駐車すると安心です。また、管理人が常駐している駐車場を利用するのも、防犯対策として有効です。



 ◎車内に荷物を残さない

バッグや電子機器などの貴重品は、車内に置かないのが鉄則です。特に、助手席や後部座席に荷物が見える状態で放置すると、窓ガラスを割られる可能性が高まります。車を離れる際は、荷物を持ち出すか、外から見えない場所に収納しましょう。



◎セキュリティ対策を強化する

ハンドルロックやタイヤロックなどの物理的な防犯アイテムを活用することで、犯人に「手間がかかる」と思わせることができます。また、リレーアタック対策として、スマートキーの電波を遮断する専用ケースを使うのも有効です。

◎GPS追跡装置の活用

万が一盗難に遭った場合に備え、GPS追跡装置を設置しておくと、車の位置を特定しやすくなります。盗難対策としてはもちろん、家族が車を使用する際の見守り用途としても活用できるのでおすすめです。

◎防犯カメラを設置する

自宅の駐車スペースであれば、防犯カメラを設置するのも効果的です。録画機能付きのものを選べば、万が一の際に証拠として活用できます。

盗難や車上荒らしに遭った場合の対応

万が一盗難や車上荒らしに遭った場合、速やかに適切な対応を取ることが重要です。

①警察に通報する
まずは110番に通報し、被害状況を伝えます。車が盗まれた場合は、車種・ナンバー・特徴などを正確に伝えることで、早期発見につながる可能性があります。

②保険会社に連絡する
 車両保険に加入している場合、補償内容によっては修理費や盗難被害の補償を受けられる可能性があります。

③周囲の防犯カメラの確認
近くの防犯カメラに映像が残っている可能性があるため、駐車場の管理者や近隣の店舗に協力を依頼するのも有効です。

④SNSでの情報拡散
盗まれた車を見つける手段として、SNSを活用するケースも増えています。目撃情報を募ることで、思わぬところから発見につながることもあります。


 いかがでしたか?屋外駐車では盗難や車上荒らしのリスクがあるため、防犯対策が欠かせません。駐車場所の選び方や荷物の管理、セキュリティ対策を徹底することで被害を防げます。万が一被害に遭った場合も、迅速に警察や保険会社に連絡し、冷静に対応しましょう。




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