道路交通安全方針を掲載しています
SaftyRec iアプリダウンロード
App Storeからダウンロード 無料版はこちら Android MarketからSafety Recをダウンロード 無料版はこちら
安全運転ドライブ大学から最新のお知らせ
安全ドライブ大学HOME > 安全運転コラム

安全運転コラム 安全運転のコツやマナーなどドライブに欠かせない知識をお届けしています。

ウイルス対策は万全に!
車内感染のリスクを軽減するための方法とは




2020年10月の時点で、終息の目処が立たない新型コロナウイルス。感染を避けるためには、できる限りの予防策を実施して常に気をつける必要があります。また、冬は新型コロナウイルス以外にもインフルエンザやノロウイルスなど、感染症が広がりやすい季節です。大勢の人が集まる密な場所はもちろん、車中であっても油断せず、ウイルス対策を練っておきましょう。


冬はウイルスが活動的になる季節

冬は1年の中でもウイルスがもっとも活動的になる季節であり、インフルエンザやノロウイルスが流行しやすい時期でもあります。その理由として、以下の2つの理由が考えられます。

◎ウイルスの感染力強化
 日本の冬の特徴として、「低気温」と「乾燥」の気候が挙げられるでしょう。気象庁が発表したデータによれば、真冬にあたる2019年1~2月の東京の平均湿度は、60%を下回る結果となっています。こうした低気温で乾燥している気候は、新型コロナウイルスやインフルエンザなど多くのウイルスにとっては好ましい環境です。また、大気中の水分が少ないと人が咳やくしゃみをした際、飛沫がより遠くまで飛ぶことで、ウイルス拡散の危険性も高まります。

 ◎人間の免疫力低下
冬はただウイルスが活動的になることに加えて、人間の免疫が低下しやすい季節でもあります。冬の寒さは体力を奪い、乾燥は体の水分を不足させるため、免疫力の低下を招きがちです。さらに乾燥によって喉や鼻の粘膜が乾燥すると、ウイルスに対する防御反応も弱まります。こうした理由から、冬はウイルスに感染しやすい季節とされているのです。



感染症対策になる換気・清掃


感染症の予防を徹底するためには、車を運転する際にも注意が必要です。車は密閉空間であることに加え、座席が近く密接しやすい空間だと言えます。なるべく1人で車に乗ることが望ましいですが、やむを得ず複数人が乗車する場合には飛沫感染を防ぐため、必ずマスクを着用してなるべく会話は控えましょう。また、こまめに窓を開けるなど、換気の意識を持つことも求められます。

そのほか、接触感染を防ぐためには、定期的な車の清掃も重要です。以下のアイテムを使用すれば、車内でウイルスが活動的になりにくい環境を作り出すことが期待できるでしょう。

 ◎除菌シート
ポケットやカバンへの収納が容易な除菌シートは、冬の時期に入る前に1つは用意しておきたいところです。ハンドルやシート、ドアノブ、カーナビのボタンなど、細菌の付着が疑われる場所はこまめに除菌シートで拭くようにしましょう。可能であれば、ボックスタイプの除菌シートを車内に置いておくと、枚数が多いため安心できます。

 ◎除菌スプレー
もし車のさまざまな箇所をシートで拭くのが手間だと感じるなら、除菌スプレーがおすすめです。こちらは、ウイルス付着が気になる部分にスプレーを吹きかけるだけで感染症対策になります。また、除菌スプレーの中には消臭効果が含まれているタイプもあるため、汗の臭いなどが気になる夏場にも活用できるでしょう。

 ◎加湿器
車の中は乾燥しやすく、ウイルスが活動しやすい環境です。車内の乾燥問題を解決するためには、車用の加湿器を使用することが有効な手段になります。最近ではコンパクトなサイズの商品も販売されているため、車のサイズにあったタイプを選ぶようにしましょう。また、アロマを放出するタイプを購入すれば、運転中のリラックス効果も期待できます。

注意点として、加湿器を使用する際はカビの発生に気を配らなければなりません。ウイルス対策で加湿器を使った結果、人体に有害なカビを発生させては本末転倒です。カビを生じさせないためにも、加湿器により結露が発生した部分は速やかに拭き取ることを徹底しましょう。




 いかがでしたか? 新型コロナウイルスを始めとする感染症にかかるリスクを少しでも軽減するため、車内でできる対策はしっかり講じておきたいところです。それでも不安が残るようなら、自動車ディーラーが提供している車専用のウイルス対策サービスを利用しましょう。より徹底した感染症対策を実現できるはずです。また、新型コロナウイルスの情報は常に更新されます。常に最新の情報にアンテナを張り、その時できる最善の対策を講じるようにしてください。



バックナンバー
 安全運転コラム│安全ドライブ大学│by Safety Rec(データ・テック)

ページトップに戻る ▲