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そろそろ卒業シーズン。卒業を目前に控え、教習所に通って運転免許を取ろうと考えている方も多いのでは?
そこで今回のこのコラムでは、運転初心者がどうやったら運転が上手になるか、そのコツを伝授しようと思います。免許を取ったはいいけど、まだひとりで運転する自信がない、遠方まで出かけるのは怖い、という方はぜひこのコラムをチェックしてみてくださいね!
教習所を出ただけで完璧に運転できる人なんてほんのひと握りです。誰でも最初は初心者。だから、車庫入れや高速道路での運転、昼間の混雑した道や夜道での運転がなかなか上手くいかなくても当たり前です。人により差はありますが、初心者マークを付けないでも運転できるようになるまでは、定期的に運転の練習を始めてから1年前後かかるようです。教習所を出ただけでは、まだ安全に運転できるわけではないので、「自主練」は必須でしょう。そこで、路上で運転の練習をするコツを下記の通りまとめてみました!
では、各項目について解説していきます。
エンストなど思いもかけないアクシデントに見舞われたときに、横に運転のうまい人がいれば安心です。あなたのまわりにいる運転のうまい人にお願いして一緒に乗ってもらいましょう。
それだけで緊張の度合いがぐっと下がりますし、自分がどうしても運転できなくなった場合はその人に代ってもらえばいいのですから。
初心者は、昼間の混雑した道を運転するのは避けたほうがいいでしょう。いろんな車が往来し、危ないからです。まずは早朝の誰もいない簡単な道をひたすらくるくるまわるのがいいでしょう。
新しい道には何が待っているかわかりません。つい新しい道に挑戦したくなるものですが、最初はへたに新しいことをやるよりも、まず同じところで何度も練習するのが、運転がうまくなるコツです。大型ショッピングセンターなどの駐車場をくるくるまわるのもいいでしょう。バックの駐車の練習ができるし、何かあったらすぐ停まればいいので初心者にはおすすめです。
後続車が詰まってきたら焦りますよね。そんなときは、どこかに停まるなり駐車場に入れるなりして、先に行かせてしまいましょう。初心者はスピードを出さずに安全に運転するのが肝心です。
安全に運転するには集中力が大事。運転に慣れていない初心者ならなおさらです。疲れたり緊張してきたら、路肩でもコンビニでもいいので、こまめに停まって休みましょう。極端に言えば、初心者は100mごとに停まったっていいんです!混んだ道の真ん中でなければ誰も怒る人はいません。慣れてきたら200m、300m、800mと停まる間隔を延ばしていきましょう。
運転を練習するにあたり、初心者が一番気にするのが「上手に車庫入れ出来るかな?」ということだと思います。何度切り返してもうまく収まらないなど、ベテランドライバーでさえ苦手な方が多いのが「車庫入れ」。
でも、心配ご無用。ハンドルの切り方などの基礎テクニックさえマスターしていれば、あとは手順に従って位置合わせなど切るタイミングなどのポイントを押さえるだけで、スムーズな車庫入れができるようになります!
Point1 車庫入れしやすい位置に停車し、ゆっくりバック
バックでの駐車の場合、左後方へ駐車するときは駐車スペースに対して車がやや斜めになっている状態で停車するのがポイントです。左後タイヤが駐車スペースよりも行き過ぎたところにあるのがいいでしょう。停車した状態でハンドルを目いっぱい左に切った後、駐車スペース入口の左角に左後輪を近づけるイメージでゆっくりとバックしていきます。
Point2 後輪がスペースに入ったらハンドルを右に戻す
ドアミラーで駐車スペース入口の左角と左後輪の距離を確認しながらさらにバックし、左の後輪が駐車スペースに入ったところで、ハンドルを右に戻しながらゆっくりバックします。
Point3 駐車スペースに対して真っ直ぐになったらそのままバック
ドアミラーで駐車スペースに対してほぼ真っ直ぐになっているのを確認し、ほぼ均等になっているようなら一旦ストップします。ハンドルを真っ直ぐに戻したら、そのままバックします。隣に停まっている車のドアミラーがほぼ同じところに来たらストップ。シフトレバーをPに入れて、サイドブレーキをかけたら完了です。
さて今回のコラムはいかがでしたか?「路上での運転なんてムリ!」と思っていた方も、「これなら出来そう」と思っていただけたのではないでしょうか。誰でも最初は初心者。少しずつできることを増やしていって、カーライフを謳歌してくださいね!