あなたの安全運転とエコドライブをサポート。運転診断スマートフォンアプリ 『Safety Rec』 のキャンペーンサイト 『安全ドライブ大学』
トンネル内の走行は、景色が見えない暗闇だからか圧迫感があり、気持ちのいい空間とは言えないものです。前後にしか道がない狭い空間なので、事故が起きるとたちまち身動きがとれない危険な空間ともなります。トンネル内での走行は実際に出しているスピードと体感速度が一致していないことから恐怖感や不快感を感じる人もいます。トンネル走行時には、どのようなことに注意したらよいのかを考えてみましょう。
トンネルの入り口の手前に情報板などがある場合は必ず確認をしましょう。情報板がある場合、トンネル内や出口付近で事故などが起きていればこの先で何が起きているのかを知ることができます。ラジオなどで交通情報をきくのも良いでしょう。何も知らずにトンネル内で渋滞などに巻き込まれると、不安な気持ちが襲ってきます。事故や渋滞などに巻き込まれた場合はハザードランプを点灯して周りの車に合図を送るのもマナーであり、事故を防ぐ事につながります。
トンネル走行中に必ずすることは、ヘッドライトを点灯して走行をするということです。対向車に自分の車の存在を知らせるためにもヘッドライトは重要です。両側に壁があることから、極端に左寄りや右寄りに走ってしまうドライバーもいるようで、これは事故の危険性があります。真っ直ぐ前を向いて姿勢を正して車道の中央を走るようにしましょう。
また、トンネル内ではなるべく車線変更や追い越しなどはしないほうが良いでしょう。トンネル内ではスピード感覚が麻痺しがちになり、思っているよりもスピードが出てしまうことがありますので、スピードメーターの確認を安全を心がけながらこまめにするようにしましょう。
そして景色のない暗いトンネル内に入ると眠気が襲ってきたり意識がボーッとしてしまう危険な状態に陥ってしまうことがありますので、飲み物を飲んだりガムを噛んだり、誰かが一緒であれば話をしてみたりなど、集中力をしっかりと保ち続けるようにしましょう。
トンネル内の事故で最も多いのが追突事故です。入り口で明るいところから暗闇に入る際に、目が慣れないことからドライバーは減速をします。この時の目の状態にも減速の加減にも個人差が生じます。車間距離が短い状態でこのようなことが起きると追突事故が発生する危険性が高くなります。トンネルに入るときもトンネル内での走行も車間距離をしっかりと確保することが安全運転につながります。
トンネルの出口付近では速度が上がりがちになりますが、皆が皆そういうわけでもありません。入り口付近と同じで、速度や感覚にはそれぞれの個人差がありますので、車間距離をしっかりと保ち追突事故に気をつけましょう。
トンネルを出た後がカーブになっているかもしれないし信号機があるかもしれないなど、周囲の状況が分かりません。そしてよくあるのが出口にたどり着いた途端の強い横風です。ハンドルを取られてしまわないようにしっかりと握って真っ直ぐに走行しましょう。
強風だけではなく大雨や雪などの天候の変化もよくありますので注意をしましょう。ラジオなどの情報を聞いて先の道や天候の予測をすることも時には大切です。トンネルを完全に出るまでは、ヘッドライトはつけたままにしましょう。暗闇から急に明るくなる瞬間、明るすぎて目が慣れず、目の前が真っ白になることがありますので気をつけましょう。
以上、トンネル走行時の注意点~前編~をお届けしました。
次回は後編をお届けします。後編では、実際にトンネル内で火災や事故に遭った際の対応についてアドバイスします!
自分が安全運転できているか?のチェックには、株式会社データ・テックが開発したスマホアプリ「Safety Rec」がおすすめ!
ぜひ、ダウンロードして試してみましょう。
>> Safety Recアプリのダウンロードはこちら http://safetyrec.jp/lesson/
連休前後には車の交通量が増え、交通事故も多くなる傾向にあります。いざという時の知識を身につけて、緊急時には的確に行動できるようにしましょう!