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レンタカーとカーシェアの違いは?
どっちがお得か徹底比較!




時刻表やルートに縛られず、自由に移動できる自家用車。通勤や子どもの送り迎えにも便利ですが、多額の購入費用や自動車税、駐車場料金などがかかることもあり、近年では自家用車を持たない家庭も少なくありません。そこで注目されているのが「カーシェアリング」や「レンタカー」です。今回は、カーシェアリングとレンタカーの特徴やメリット・デメリットを徹底比較し、利用シーンに合わせたオススメを紹介します。


レンタカーの特徴

◎レンタカーの仕組み
レンタカーとは、事業者から時間や期間ごとに車を借りて利用するサービスです。会員登録不要で利用ができるケースも多く、シーンに合わせてピンポイントで車を使えるのが特徴。事業者によっては24時間や1週間のレンタルプランを用意していることもあり、使い方次第で割引が受けられることもあります。



◎レンタカーのメリット・デメリット
─ レンタカーのメリット ─
■車種が豊富
レンタカーでは普通の乗用車の他に、ミニバンやワンボックス、軽トラなどが用意されており、使うシーンに合わせた車種をレンタルできます。

■会員登録なしでも使える
サービス提供会社によっては会員登録なしでレンタカーを利用できます。利用のたびに予約する手間はあるものの「年に1~2回しか乗らない」「会員登録に抵抗がある」という方はこちらが便利でしょう。会社によっては会員登録をすると割引が受けられるなど、お得なサービスを実施しているところもあります。

■メンテナンスや清掃がされた車に乗れる
レンタカーは利用者から車が返却されるたびに、事業者が車内を清掃します。そのため、借りる際には常に清潔な車内環境が整っているところもポイント。他人が使用した後のニオイなどが気になる方も安心です。

■乗り捨てができる
サービス提供会社が全国展開している場合は「乗り捨て」ができるケースがあります。「乗り捨て」とは、借りた営業所とは別の営業所にレンタカーを返却できるサービスです。これにより、遠出をする場合などでも車を返却する手間をグッと省くことができます。

─ レンタカーのデメリット ─
■営業時間がある
レンタカーは営業所の営業時間内でしか利用できません。そのため、レンタカーを利用する際は営業時間に合わせて行動する必要があります。営業所によっては24時間対応していることもあるため、事前にリサーチしておくと安心です。

■返却時は満タン給油
レンタカーを返却する際は、基本的にガソリンを満タンに給油する必要があります。ガソリン代は利用者負担であることがほとんどなため、レンタル料に加えてガソリン代がかかることを考慮しておきましょう。

■対面での手続きが必要
レンタカーを借りる際は、営業所の窓口で対面での手続きが発生します。受付や車両確認などを行うため、利用開始時に10〜15分程度、返却時にも5分程度かかるのが一般的です。

◎こんな人はレンタカーがオススメ!
 乗り捨てが可能なレンタカーは、旅行などでピンポイントに車を使いたい人にオススメです。「旅行先の観光で車移動をする」「行きはレンタカーを使って乗り捨てで返却し、帰りは別の交通手段で帰宅する」といったプランも可能になります。また、車種が豊富なので、引っ越しなどで軽トラを一時的に使いたいという場合もレンタカーを検討してみましょう。



カーシェアリングの特徴

◎カーシェアリングの仕組み
カーシェアリングとは、登録会員間で車を共有して利用する仕組み・サービスです。一般的には、会員登録が必要で月額料金がかかりますが、燃料費や免責補償も月額料金に含まれます。車を利用する際の手続きはパソコンやスマホで完了し、対面での手続きは必要ありません。また、貸出・返却は24時間対応なので、夜中や早朝などでも車を利用できます。

◎カーシェアリングのメリット・デメリット
─ カーシェアリングのメリット ─
■手続きが簡単
カーシェアリングの手続きは、パソコンやスマホから利用開始時間と返却時間を指定するだけです。そのため、レンタカーと違って営業所に足を運ぶ必要はなく、家の中で簡単に手続きを完了できます。

■短時間での利用もしやすい
カーシェアリングは10〜15分刻みの短時間利用が可能です。ちょっとした買い物や子どもの送り迎えなどでも車を気軽に使えるのは大きなメリットといえるでしょう。

■24時間利用可能
カーシェアリングは、ネット経由で予約し、車の利用・返却はコインパーキングの一部などにあるステーションで行います。営業所での手続きが必要ないため、24時間いつでも利用が可能です。深夜〜早朝の利用料金が割引となるプランを提供しているカーシェアリング会社も多いのもポイント。

■利用料金にガソリン代や免責補償が含まれる
カーシェアリングでは、基本的にガソリン代や免責補償は月額料金に含まれています。給油は車内に用意されている「給油カード」を使うため、利用者がガソリン代を負担することはありません。

─ カーシェアリングのデメリット ─
■会員制で月額料金がかかる
カーシェアリングの利用には月額料金が発生します。そのため、普段あまり車を利用しない場合は、「車をほとんど使ってないのに月額料金だけ支払う……」ということも。車を利用する頻度を事前に確認しておきましょう。

■近くのステーションで借りられないことも
カーシェアリングは複数人で車をシェアするシステムなので、他の会員とタイミングが重なってしまうと、最寄りのステーションでは予約が取れないこともあります。どうしても使いたい日がある場合は、余裕を持って予約するなどの対策が必要です。

■貸出ごとの清掃がない
カーシェアリングはレンタカーと異なり、貸出ごとに車内が清掃されません。つまり、車内の清潔さはシェアしている会員の意識次第といえます。場合によっては、汚れやニオイが気になるという恐れも。

■基本的に乗り捨ては不可
カーシェアリングでは、車を借りたステーションへ返す必要があります。基本的にレンタカーのように乗り捨てができないため、旅行や出張時に利用する際は注意しましょう。

◎こんな人はカーシェアリングがオススメ!
 カーシェアリングは月額料金が発生することから、短時間の利用や使用頻度が多い方にオススメです。「日常的に車を使いたいけど、自家用車はコストがかかる……」という方は、カーシェアリングを検討しましょう。



それぞれの特徴を理解して最適な利用を

レンタカーとカーシェアリングはどちらも車を借りるサービスながら、その内容は異なります。それぞれ特徴をおさえて、自身の使い方に適したサービスを選択しましょう。



いかがでしたか? レンタカーとカーシェアリングは、いずれもうまく利用できれば非常に便利なサービスです。もちろん、自分の車でなくとも運転する責任は変わりません。重大な事故を起こさないよう、常に安全運転は忘れず意識するようにしてください。




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