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4月後半からのゴールデンウィークでは、各地で道路の混雑が予想されています。渋滞に巻き込まれてどんなにイライラしても、焦るのは事故の元。どのような点に注意して運転すればいいか、安全に乗り切るためのコツをお教えします。
渋滞中はつい車間距離を詰めてしまいがちですが、これは大きな間違い。急いでいても必ず必要な距離を取るようにしましょう。
・渋滞の原因は車間距離の詰めすぎ
車間距離を詰めすぎるとブレーキを踏む回数が増え、後続車も続けてブレーキを踏むことで連鎖的に間隔が詰まっていき、最後尾では渋滞が起こります。
道が混んでいると詰めたくなってしまいがちですが、渋滞を解消するためには一台一台が十分な車間距離を空けることが必要です。
・追突を防ぐために
渋滞中は集中力が切れやすく、特に最後尾において追突事故が起こりやすくなります。急ブレーキを踏まないように車間距離を取って事故を予防しましょう。停止する場合はハザードランプを点灯させ、後続車に前方の渋滞を知らせると良いでしょう。
少しでも早く進もうと、頻繁に車線変更を行っていませんか?実際は車線変更を最低限に抑えた方が効果的です。
・一番左の走行車線を走ろう
追い越し車線の方が早そうなイメージがありますが、実は走行車線の方が早く進みます。これは「右車線の方が流れが速い」というイメージから車が右車線に集まって混雑することが原因です。進みが遅いように感じても、焦らず走行車線を走っていれば最終的に早く進むことができます。
・頻繁な車線変更は渋滞を引き起こす原因に
自然渋滞は追い越し車線から始まると言われています。車線変更の際に後続車がブレーキを踏んだり減速をすることで、徐々に渋滞が引き起こされるためです。車の合間を縫うように車線変更を行う方がいますが、目的地に着くまでの時間は一車線に留まっている場合とほとんど変わりません。事故の元にもなりますので、むやみな車線変更は行わないようにしましょう。
渋滞そのものを避けられればベストですが、いざ渋滞にはまってしまっても、どのくらいの距離と時間なのかが把握できれば気持ちが少し楽になります。情報を入手する方法はいくつかありますので、自分の好きなやり方でチェックしてみましょう。
・カーラジオ
ラジオは運転しながら情報がチェックできるのが魅力。眠気覚ましにもなりますので、渋滞が起こりそうな時は車内で流しておくと良いでしょう。
・VICS対応カーナビ
VICS(道路交通情報通信システム)受信機能のあるカーナビが搭載されている場合は混雑情報を見ることができます。運転中の操作は厳禁ですので、同乗者に協力してもらうか、サービスエリアなどで休憩している間に見ておきましょう。
以上、渋滞を安全に乗り切ろうをお届けしました。
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せっかくの楽しい連休にイライラするのはもったいないですよね。ドライブの際には時間と気持ちに余裕を持って行動しましょう。