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ゴールデンウイーク明けも「漫然運転」に注意!
事故防止の対策と注意点は?




春の陽気が心地よい5月は、お出掛けの機会が増加するのに合わせて、交通事故にも十分な注意が必要です。警察庁の発表によれば、例年5月のゴールデンウイーク期間中は死亡事故が多発する傾向にあり、連休が明けた後もドライバーのコンディション低下による「漫然運転」の危険性が極めて高まります。本記事では、5月に事故が多い原因や漫然運転のメカニズム、そして事故を防ぐための対策や注意点について詳しく解説します。

5月に事故が増える理由

5月に交通事故が増加する背景には、ゴールデンウイーク期間中特有の交通事情と、連休明けにドライバーを襲う心身の変化といった、いくつかの要因があります。

◎道路環境が変わるゴールデンウイーク
ゴールデンウイーク期間中は、道路環境が日常とは大きく異なるため、以下のような理由で事故リスクが高まります。

 初心者をはじめとした運転者が増える
連休中は、免許を取り立ての方、休日にしか運転しないサンデードライバー、レンタカーで不慣れな車を運転する方、旅行で慣れない道を運転する方が急増します。そのため、車両感覚や危険予測に不慣れで、混雑した観光地や狭い道での自損事故、慌てた際のペダルの踏み間違いによる事故が起きやすくなります。

出歩く子どもや歩行者が増える
気候の良い5月は、家族連れの行楽や屋外で遊ぶ子どもが増加します。子どもが急に飛び出したり、歩行者が横断歩道以外を渡ったりする場面も少なくありません。慣れない場所では歩行者の動きを予測しにくく、事故につながる恐れがあります。

 長時間の運転による疲労
帰省やレジャーによる長距離ドライブに加え予測不能な大渋滞は、ドライバーに多大なストレスと肉体的疲労を与えます。この疲労が集中力・注意力を著しく低下させ、追突事故や車線変更時の接触事故を引き起こす直接的な原因となります。


◎ゴールデンウイーク明けも注意を
連休が終わったからといって安心はできません。むしろゴールデンウイーク明けは、ドライバー自身のコンディション低下による事故リスクが高まります。

・連休中の疲れや生活習慣の乱れによる注意力散漫
 遊び疲れや長距離運転の疲労、夜更かしなどでの生活リズムの乱れによる影響が、数日間にわたって体に残ることも少なくありません。そのような状態で運転をすると、強烈な眠気やだるさを引き起こしたり、注意力が散漫になったりする原因となります。

・休み明けの精神的・体調的な変化
楽しい連休が終わり、仕事や学校といった日常に戻ることへの憂鬱感は、ドライバーの意識を「運転操作」から「個人的な悩み事」へと向かわせることがあります。また、連休明けの朝の通勤による焦りも危険な運転を誘発する一因です。

 ・春の生活環境の変化による不安定さ
4月に就職、転勤、進学などで生活環境が大きく変化した人の中には、5月の連休明けに気を張っていた緊張の糸が切れてしまうことがあります。いわゆる「五月病」と呼ばれる精神的な不安定さによって、運転への意識がおろそかになってしまうケースも少なくありません。


注意したい「漫然運転」について

5月の連休明けに特に警戒すべきなのが「漫然運転」です。自分では普通に運転しているつもりでも、実は非常に危険な状態に陥っている恐れがあります。

 ◎漫然運転とは?
漫然運転とは、視線を前に向けているものの、意識が運転に集中しておらず、注意力が極端に低下している状態を指します。周囲からは普通に運転しているように見えることから、わき見運転や居眠り運転とは明確に異なります。ドライバー自身も無自覚で陥ってしまうケースが多いため注意が必要です。道路交通法上の安全運転義務違反の一つであり、専門的には内在的前方不注意とも呼ばれます。

◎漫然運転の原因
漫然運転は、特別なことではなく誰にでも起こり得る日常的な要因から引き起こされます。

・疲労や睡眠不足、体調不良による脳機能の低下
・「仕事の段取り」など、運転以外の考え事による意識の乖離
・高速道路など、変化の少ない単調な直線道路での緊張感の喪失
・通り慣れた通勤路などにおける、運転への慣れと過信
・スマホの着信音や、同乗者との会話への過度な没入

◎漫然運転の危険性
漫然運転によって、危険の発見やブレーキの判断が遅れることで、死亡事故や思わぬトラブルに直結する恐れもあります。

ブレーキの遅れによる追突事故
信号機や一時停止標識の見落としによる交差点への進入
無意識のハンドル操作による車のふらつきや車線逸脱
無意識のスピード違反と、それに伴う状況変化への対応遅れ
車間距離の誤認による事故やあおり運転と誤認されるなどのトラブルリスク

 ◎漫然運転の対策
漫然運転を防ぐためには、自分自身のコンディションを整え、意識的に運転に集中する工夫が必要です。

・時間に余裕を持って出発する
焦りは集中力を奪う最大の敵です。余裕を持った出発時間の設定やルートの下調べなど、心にゆとりを持って運転できる状態を作りましょう。

・適度な休憩をこまめに取る
漫然運転の対策として「疲れる前に休む」ことが重要です。1~2時間ごとに10分休むなど自分なりのルールを決めて運転し、少しでも意識の低下や集中力の途切れを感じたら、速やかに安全な場所に車を止めましょう。
 ・車内の環境を調整してリフレッシュする
「ガムをかむ」「窓を開けて外気を入れる」「適度な音量で音楽を聴く」などで脳に刺激を与え、適度に気分転換をしましょう。

・スマホが気にならないように対策を
どうしてもスマホが気になってしまうという方も多いかもしれません。しかし、スマホの『運転集中モード』や通知をオフにする設定を活用し、通知音で気が散らないようカバンの中にしまうなど物理的に遠ざけておきましょう。

・運転前に頭の中を整理する
運転中に他のことへ思考が及ばないように、車に乗ったら「今は運転に集中する」と気持ちを切り替えてからエンジンをかける習慣をつけましょう。



 いかがでしたか。5月は交通事故の危険性が高まる時期です。ゴールデンウイーク中はもちろん、ゴールデンウイーク明けも、いつも以上に安全運転を心がけるようにしましょう。漫然運転は自身が自覚しないまま陥ってしまうことも多いため、適度な休憩や気分転換を取り入れて、常に運転に意識を向けておくことが大切です。




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