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年度末の「焦り」と「春霞」に注意!
視界不良と運転ミスのリスク回避法




3月は、交通事故のリスクが高まりやすい時期です。年度末の慌ただしさによる「焦り」、春特有の霞や花粉の影響での「視界不良」、忙しさからくる「判断ミス」、そして会食や生活リズムの乱れによる「疲労」。これらが重なることで、普段であれば防げるはずの事故が発生しやすくなります。それぞれの要因と対策を順に見ていきましょう。

年度末の「焦り」が運転を荒くする

多くの企業や学校が年度末を迎える3月は、物流や営業活動が活発になります。さらに道路工事も集中しやすく、渋滞が発生しやすい時期です。
「時間に間に合わせなければならない」というプレッシャーが強まることで、知らず知らずのうちに運転が荒くなってしまうことがあります。
スピードの出し過ぎや無理な追い越し、黄信号での強行突破は、その一瞬の判断が重大な事故につながりかねません。焦りを感じたときこそ、意識的に深呼吸をし、「少し早く出発する余裕」を持つことが何よりの対策です。どうしても気持ちが落ち着かない場合は、安全な場所に車を停め、気分をリセットしてから運転を再開しましょう。時間を取り戻そうとする運転ではなく、安全を最優先にする姿勢が重要です。

春霞や花粉による視界不良が引き起こす危険

春は気温の上昇に伴って空気中の水蒸気が増え、遠くがぼんやりと霞む「春霞」が発生します。
さらに花粉の付着によってフロントガラスが曇りやすくなり、視界の質が低下します。

 視界が悪い状態では、対向車や歩行者の発見が遅れ、距離感の判断も鈍ります。加えて、花粉症の症状がある場合、くしゃみや目のかゆみが一瞬の“わき見状態”を生み出します。時速60kmで走行中に1秒間目を閉じると、車は約17メートル進んでしまいます。その間に何が起きても不思議ではありません。

こうしたリスクを防ぐためには、こまめな洗車やフロントガラスの清掃を行い、常にクリアな視界を保つことが大切です。また、花粉症の薬を服用する場合は、眠気が出にくいタイプを選ぶよう医師や薬剤師に相談しましょう。視界が悪いと感じる日は、普段よりも車間距離を長めに取り、慎重な運転を心がけてください。

「だろう運転」を防ぐ意識

年度末の忙しさから心に余裕がなくなると、「車は来ないだろう」「歩行者は渡らないだろう」といった、自分に都合の良い思い込み(だろう運転)が強まります。3月の交通事故は、こうした確認不足や判断ミスが原因で発生するケースが多く見られます。

とくに3月は、卒業や引っ越し、進学準備などで慣れない道を歩く歩行者や自転車が増える時期です。加えて、新生活を前にした免許取り立ての初心者ドライバーや、土地勘のない場所をナビに頼りながら走る車も急増します。

自分のリズムを崩されることで、さらに焦りが募りやすくなりますが、そんなときこそ一呼吸おき、「前の車が急に停まるかもしれない」「脇道から自転車が飛び出してくるかもしれない」という予測を常に持っておきましょう。交差点や曲がり角では、一時停止の場所で確実に止まり、周囲を肉眼で確認する「基本の動作」を再認識してください。指差し確認などのルーティンを取り入れることが、不測の事態を防ぐ鍵となります。

疲労を感じたら運転代行や公共交通機関を活用

年度末は送別会などの会食が増える時期でもあります。なお、会食後の深夜運転は強い疲労を伴い、判断力や集中力を低下させます。

 また、深酒をした翌朝にアルコールが体内に残ったまま運転する「酒気残り運転」も危険です。自分では酔いがさめたと感じていても、脳の機能は完全には回復しておらず、反応速度の低下や視界の狭窄を招きます

疲労が強いときやお酒の席を避けられない場合は、運転代行や公共交通機関を積極的に活用しましょう。無理をしないという判断も、自分自身や家族、そして周囲の安全を守るための、もっとも「賢い選択」です。


 いかがでしたか。3月は、「焦り」「視界不良」「判断ミス」「疲労」といった複数のリスクが重なりやすい季節です。どれか一つだけでなく、いくつもの要因が同時に作用することで、事故の可能性が高まります。 しかし、少し早く出発すること、視界を整えること、そして「かもしれない運転」を意識することなど、基本を丁寧に守るだけでリスクは大きく減らせます。 忙しい時期だからこそ、ほんの少しの余裕を持つことが大切です。急がない勇気が、自分自身と周囲の命を守る確かな行動につながります。




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