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雨の日の運転で注意すべきこと
〜ハイドロプレーン現象とは?〜


じめじめした憂鬱な季節、梅雨の時期になりましたね。
前回「雨の日の運転テクニック」でもお伝えしたとおり、雨の日の運転は晴れの日と比べて事故件数が5倍と多く増え、普段より注意して運転しなければなりません。今回は、雨の日の運転で注意すべきことをお伝えします。

1.雨の日の運転は歩行者に注意しよう

雨の日の運転は歩行者に注意しようただでさえ視界不良になりがちな雨の日には、歩行者自身も傘などで遮られ、車に気づきにくくなっています。雨音が車のエンジン音をかき消し、近づく車にヒヤッとした歩行者も多いはず。
歩行者の多い住宅街などを走行する際は、スピードを落として視界に十分気をつけた上で走行しましょう。また、水たまりの上を通る際は水はねを起こさないようゆっくりと走行するのがマナーです。


2.大雨の際には冠水に注意しよう

大雨の際には冠水に注意しようものすごい大雨の日には深い水たまりが発生したり、道路が冠水する可能性があります。たまにニュースなどで車が水に浸かっているにも関わらず運転している方を見ることもありますが、そのような日には車の運転は避けた方がいいかもしれません。
エンジンの呼気系から水が侵入したり、電気系統の不具合を起こし、最悪の場合は車の故障につながることがあります。
そこまでいかなくても、ブレーキが効きにくくなって事故を引き起こす恐れがあります。
万が一、車が冠水し車内にまで浸水してしまった場合は、すぐさま車を止め、慌てずにエンジンを停止させましょう。


3.ハイドロプレーン現象に気をつけよう

ハイドロプレーン現象に気をつけようハイドロプレーン現象とは、車が走行中に水たまりに侵入した際、路面とタイヤの間に水が入り込み、ハンドルやブレーキなどが効かなくなり運転が制御できなくなることを言います。非常に恐ろしい現象ですね。
これらは特に以下の状況下で発生しやすいと言われています。

①タイヤ溝が磨耗した状態
タイヤが磨耗したまま走行していませんか?タイヤ溝は、タイヤと路面の間の水を排水するのに必要なものです。また、タイヤの溝に砂や小石が入り込むことでも同様の状態になりえます。

②タイヤが空気圧不足になった状態
タイヤの空気圧不足からタイヤと路面の設置面積が大きくなり、タイヤと路面の間の水を排水しきれなくなります。

③スピードを出し過ぎた状態
高速走行中に水溜りに突っ込むと、水の粘度のためにタイヤの排水能力を水量が超え、タイヤと路面の間に水が残ることになります。


以上、雨の日の運転で注意すべきことについてお伝えしました。
車は雨の日には非常に楽な移動手段ですよね。しかし事故を起こす危険性は常にはらんでいます。上記のポイントに常に注意を払い、普段よりも安全な運転を心がけましょう。

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それでは皆様、安全で楽しい運転ライフをお楽しみください♪

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