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雪の日の走行に不慣れなドライバー必見!
安全運転のポイントおさらい


雪の日の走行に不慣れなドライバー必見!<br />安全運転のポイントおさらい

雪の日の走行は、降雪地域にお住まいのドライバーには日常茶飯事でも、めったに雪の降らない非降雪地域のドライバーにとっては非常事態。夏タイヤを装着したままの方が大半ということもあり、出先で急に降られたときは、なおさらですよね。今回は、非降雪地域にお住まいのドライバーに向けて、これからの時期、遭遇する確率が高くなる雪の日の走行と、雪が降った翌日の走行にスポットを当て、安全に走るためのポイントをご紹介します!

キケンを「視覚」で察知するために

◎視界の悪さ
雪の日は、雨天時以上に視界が悪くなります。雪が少しでも降ってきたら、早めの点灯を心がけましょう。

雪の日は、雨天時以上に視界が悪くなります。雪が少しでも降ってきたら、早めの点灯を心がけましょう。

自動車メーカー各社では、ヘッドライトをロービームにし、フォグライトの併用を推奨しています。ハイビームは雪が乱反射し、逆に視界が悪くなるためです。
※白または黄色い光の補助灯。前部霧灯(むとう)とも呼ばれます。

◎路面凍結
冬場の路面状況は、その日の天候はもちろん、時刻や通行量によって大きく変化します。また、夜に雪が降った場合、翌日晴れたとしても日陰や脇道などは凍結している可能性が大。路面が黒く光って見える道やトンネルの出入り口などは、積雪がなくてもとくに注意しましょう。

冬場の路面状況は、その日の天候はもちろん、時刻や通行量によって大きく変化します。また、夜に雪が降った場合、翌日晴れたとしても日陰や脇道などは凍結している可能性が大。路面が黒く光って見える道やトンネルの出入り口などは、積雪がなくてもとくに注意しましょう。"

◎残雪
雪が降った日は、路肩や側溝などに雪が溜まりやすくなります。脇道には標識やガードレールがないところも多いため、路肩側に寄らず、なるべく道の中央を走りましょう。


夏タイヤ スタッドレスタイヤキケンを「走り方」でカバーするために

◎アクセルとブレーキング
これはどんなシーンでも言えることですが、とくに雪の日の急発進・急ブレーキはとても危険です。急なブレーキ操作はタイヤがロックしてしまい、滑ってハンドルが効かずに不安定な状態に陥ります。以下のことを意識しましょう。

・ブレーキを細かく分けて踏む(ポンピングブレーキ)・坂道ではエンジンブレーキを使う

◎車間距離
雪の日はとくに、自身の意思に反して車が止まりにくい路面状態となるので、晴天時よりも多く車間距離を確保しておくと安心です。万が一、後方車から追突された場合も、玉突き事故を防ぐことができます。

・晴天時より2倍の車間距離を開ける・「ポンピングブレーキ」によるランプ点灯で後方車の意識を向けさせる

◎コーナリング
コーナリング中はとくにスリップしやすいため、しっかりと減速してから丁寧なハンドリングを心がけてください。これは、交差点で右左折する際も同様です。

・カーブに入る前にしっかり速度を落とす・とにかくスピードは出さない

◎車線変更
直線での走行中はもちろん、交差点での右左折、バスの追い越しなど、雪の日は車線変更を極力避けるのがベター。センターラインや轍(わだち)に、スリップの原因になる雪や氷の塊が残っていることが多いためです。

・やむを得ず轍を通過するときは、スピードダウンしながら慎重に・進路変更も同様にゆっくりと。焦って急にアクセルを踏まないように


万が一の事態に備えるために

◎タイヤが空転してしまったとき
雪の日の走行中、急にタイヤが空回りし始めた場合は、焦らずエンジンブレーキを。万が一「止まれない!」と思ったときは、ハンドルをむやみに切らず、クラクションを鳴らして周囲に注意を促す方法もあります。

◎アイスバーンに遭遇してしまったとき
路面が凍結しているアイスバーンの上を走行する際は、アスファルトの上を走るときと比べてタイヤから伝わってくる感覚が異なります。冷静な判断ができるよう、心を落ち着かせて慎重に走行してくださいね。

「オールシーズンタイヤ」は「スタッドレスタイヤ」ではありません

◎立ち往生してしまったとき
万が一、積雪のある場所で身動きが取れなくなり、自力での脱出が困難な場合は、ムリをせずにロードサービスに救援を求めましょう。ご自身が加入しているロードサービスの内容を把握したうえで、日頃から車検証とともに緊急時の連絡先を車内に載せておくと安心です。

万が一、積雪のある場所で身動きが取れなくなり、自力での脱出が困難な場合は、ムリをせずにロードサービスに救援を求めましょう。ご自身が加入しているロードサービスの内容を把握したうえで、日頃から車検証とともに緊急時の連絡先を車内に載せておくと安心です。


いかがでしたか? 夏タイヤを装着したままの方は、できれば雪の日の走行は避けてほしいところですが、これからの時期はとくに突然の雪に見舞われる事態もあり得ます。そんなときは、まずは気持ちを落ち着かせ、心がけるべきポイントを思い出して走行してくださいね。

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