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夏のドライブで起こるトラブル5選とその回避方法


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梅雨が明けると、カラっとした気持ちいい陽気に誘われて、車で出かける頻度も多くなるのでは? お子さんがいるご家庭では、夏休みに合わせてドライブの計画を立てている方もいるでしょう。今回、夏のドライブで起こりがちなトラブルと、未然に防ぐためのチェック方法をご紹介します。


夏に起こりがちなトラブル5選

ロードサービスを全国展開しているJAFによると、夏場に多い車のトラブルは「エアコン」「バッテリー」「室内温度によるトラブル」といわれています。平成28年度4月~9月の間、実際にJAFロードサービスが出動したトラブルは、「バッテリーあがり」(全体の約30%)、「タイヤのパンク」(全体の約18%)、「キー閉じ込み」(全体の約9%)という結果が出ています。それぞれの理由と、その解決法を見ていきましょう。

 1. バッテリー上がり
バッテリー上がりは、主に消費電力が発電容量を上回ると発生しやすくなります。夏場はエアコンの使用が増えることで消費電力が高くなり、バッテリーに蓄電されている電力を使い果たすとバッテリー上がりが起こります。バッテリーが古かったり弱っていたりするとバッテリー上がりのリスクも高くなるので気をつけましょう。

【これで解決】

バッテリーの寿命を知るには、電圧の測定ができる電圧計で調べる方法があります。シガーソケットに差し込むだけで確認できる商品も売られていますが、手軽に済ませたい方はガソリンスタンドで給油するついでにチェックしてもらうと安心です。車種にもよりますが、おおよそ12V以下の数値の場合はバッテリーが弱っている可能性があります。
また、走行中にライトが暗く感じたり、エンジンがかかりにくかったりする異常を感じる場合も要注意。ディーラーやカー用品店などで交換を検討しましょう。



2. エアコンの異常
夏のドライブ中に「エアコンが効かない!」なんてことになったら大変です。冬が終わると、基本的にエアコンは夏まで出番が少なくなるため、エアコンの故障に気づくのが遅くなりがち。これからの時期は、出かける前にエアコンの効きを確認しておきましょう。




【これで解決】

エアコンが効かない原因は、エアコンガスの不足やファンの故障、装置の汚れなどさまざまです。プロでないと判別が難しいため、「エアコンがつかない」「効きが悪い」といった場合は、ディーラーやカー用品店などで点検・修理してもらいましょう。



3. 室内温度の上昇
夏場、停めていた車のドアを開けた瞬間、乗り込むのをためらう暑さに驚かれる方は多いでしょう。炎天下に数時間放置した車内温度は50℃前後まで上昇するといわており、ダッシュボード付近は80℃近くになることも。たとえ数分でも、子どもを車内に残すことがどれだけ危険かがおわかりいただけるのではないでしょうか。
さらに、車内の装備品にも注意が必要です。炭酸飲料やライター、スプレー缶などは爆発の危険があるほか、CDケースなどのプラスチック製品の変形、スマートフォンやパソコンなど電子機器の故障も考えられます。

【これで解決】

カー用品店などで購入できるサンシェードを装着し日差しを遮ると、車内温度の上昇を抑えることができます。ですが、劇的な変化は期待できないため、ナビとしてスマートフォンを使用する方は、ナビダッシュボードに放置したまま車から離れないようにしましょう。また、ライターやスプレー缶も、なるべく身につけるようにして車内に放置しないように注意してくださいね。



4. タイヤのパンク
遠出や高速道路を走る機会が増えることでタイヤへの負荷も大きくなります。一口にパンクといっても、少しずつ空気が抜けていくケースと、タイヤがバースト(破裂)するケースがあります。
JAFによると、とくに高速道路では季節問わず、トラブルの30%がパンクという結果が出ています。空気圧が低下しているとタイヤのたわみによりタイヤが発熱し、タイヤがバーストする最悪の事態を招くことも。さらに、メンテナンスの不備からタイヤが外れると大事故につながり兼ねないため、日頃からナットの緩みなどもチェックしておきたい項目です。

【これで解決】

車に乗る前にタイヤに異物が刺さっていないか、ナットが緩んでいる箇所がないか、しっかりと確認することが重要です。とくに長距離を走る前は、ガソリンスタンドで給油のついでに空気圧をチェックしてもらい、低下している場合は適正値の空気を入れてもらいましょう。



5. カギの閉じ込み
意外と多いのが車内にキーを置き忘れてインロックしてしまうトラブル。こうなってはせっかくのドライブが台なしです。一般的にJAFなどのロードサービスを呼ぶことになりますが、未加入の場合は数万円の料金が発生します。急いでいるときなどにうっかりやってしまうことが多いだけに、明日は我が身と思って備えておくことが重要です。

【これで解決】

スペアキーを持参することが一番の対策です。また、加入しているロードサービスで対応可能なサービス内容を確認しておくことも大切。ロードサービス以外にも修理専門サービスやカギのトラブルに対応する業者もあるので、免許証などと一緒に緊急時の連絡先を携帯しておくと安心です。キーに装着した受信機とスマートフォン機能を利用してアラーム警報で知らせてくれるアプリなども出ているので、気になる方はチェックしてみてください。



春の取り締まり強化期間スタート!違反回避ガイド


いかがでしたか? 車のトラブルの大半は、日頃のチェックとメンテナンスで防げることばかり。トラブルを回避して楽しいドライブを楽しむためにも、ドライバーとしての使命をしっかりと果たしましょう。安全運転で、ステキな思い出となるドライブを楽しんでくださいね!



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